注文住宅の家づくりはなにから始めればいいの?段取りを紹介

注文住宅の家づくりはなにから始めればいいの?段取りを紹介
"注文住宅と聞くと、完全な自由設計で設計図は白紙の状態から書いていくイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
しかし、ハウスメーカーを利用して注文住宅の家を建てようとしたけれども、依頼先はある程度の設計プランが用意してあってその中から希望の間取りのプランを選択、不足している部分はオプションで追加することになった、このよう経験を持つ人も多いといえましょう。
これはセミオーダー方式による家づくりで、完全なオーダーメイドではありません。
工務店などでも設計プランを用意している会社もありますが、大半の場合がフルオーダー方式になるので理想通りの家を作るのであれば工務店がおすすめです。
フルオーダーやセミオーダー、両者の違いは設計プランがないのがフルオーダーでありイメージの中にある注文住宅の家づくりが実現します。
ただ、セミオーダー方式の注文住宅の場合は費用を抑えることができるなどのメリットもあるので両者を比較検討されると良いでしょう。
注文住宅を造る際には家のイメージを固めることが大切
注文住宅とは、工務店・設計事務所・ハウスメーカー・ビルダーなどに設計や工事を依頼して家づくりを行うことを指し、建築基準法などによる制限はありますが、間取りやデザインなどの設備を自由に決められるメリットがあります。
建売住宅との違いは価格・入居するまでの段取りや期間などさまざまにあり、同じ広さや仕様の家を建てた場合、建売住宅は資材をまとめて購入したり工事を効率的に進めることができるため、注文住宅よりも割安になることがメリットとなります。
建売住宅では契約から引き渡しまでの期間は完成物件の場合で1ヶ月程度ですが、建築が始まる段階のケースでは4ヶ月程度かかります。
注文住宅の場合、土地を探し始めてから購入する土地を決めるまでの期間が3〜6ヶ月程度で、土地の契約購入をしてから注文住宅の設計を行い、建築工事請負契約を結ぶまでの期間は3〜10ヶ月程度となるので、引き渡しまでの期間も建売住宅と比べて大きな違いがあるといえます。